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まくりとは?決まり手の特徴と狙い方
「まくり」は競艇における豪快な決まり手で、外側のコースから全速でターンし、内側の選手を一気に抜き去る攻撃的な戦法です。まくりが決まると高配当になりやすいため、穴狙いの予想家にとって重要な決まり手です。本記事ではまくりの仕組みと、データに基づいた狙い方を解説します。
最終更新日:2026年3月19日
まくりの仕組み
まくりとは、外側のコースの選手がスタートで先行し、第1ターンマークを外側から全速で回って内側の選手を抜く決まり手です。スタートの速さとモーターの伸び足が揃って初めて成功する、攻撃的な戦法です。まくりが決まると、内側にいた複数の選手がまとめて後退するため、レース展開が大きく変わります。全決まり手に占めるまくりの割合は全国平均で約15%前後です。まくりは主に3コースと4コースから発生することが多く、5・6コースからのまくりは非常に稀です。まくりのダイナミックな展開は競艇の見どころの一つであり、的中すれば高配当が期待できるため、多くのファンに注目されています。まくりが決まった場合、内側にいた選手は引き波の影響を受けて大幅に着順を落とすことが多いのも特徴です。
コース別のまくり率
まくりの発生率はコースによって大きく異なります。3コースのまくり率は全国平均で約14〜16%、4コースのまくり率は約18〜22%です。4コースはまくりの成功率が最も高いコースとされ、「4カド」と呼ばれてまくりの要注意コースとして知られています。5コースのまくり率は約5〜8%と低く、6コースからのまくりは約2%以下と滅多に見られません。4コースのまくり率が高い理由は、助走距離が十分に取れてスピードに乗った状態でターンに入れるためです。3コースはまくりとまくり差しの両方の選択肢があり、状況に応じて内を差すか外をまくるかを判断します。場別では、まくりが決まりやすい場としてコース幅が広い場が挙げられます。逆にコース幅が狭い場ではまくりが難しく、差しが多くなる傾向があります。
まくりが決まる条件
まくりが決まりやすい条件はいくつか存在します。第一に、外枠の選手のスタートが速いことです。まくりは内側の選手より先にターンマークに到達する必要があるため、スタートで先行することが絶対条件です。平均STが0.12秒以内の選手はまくりの成功率が高い傾向にあります。第二に、モーターの伸び足が良いことです。展示タイムが6艇中トップクラスの選手は、直線で一気に前に出てまくりを決める力があります。第三に、1コースの選手のスタートが遅いことです。1コースがスタートで凹めば、外枠の選手が先マイできるチャンスが広がります。第四に、向かい風の条件です。向かい風はインの選手のスタートを難しくし、外からのまくりが決まりやすくなります。これらの条件をチェックすることで、まくりの発生確率を事前に予測することが可能です。
まくりを狙った舟券戦略
まくりを狙う場合は、4コースの選手を1着候補にした舟券が基本です。4コースのまくりが決まった場合、2着に来やすいのは5コースと6コースです。まくった選手の外にいた艇がそのまま続いて内側に入るパターンが多いためです。一方、まくられた1・2コースの選手は大きく着順を落とすことが多く、3連単の相手から外す判断も重要です。3コースのまくりの場合は、4コースが2着に来やすい傾向があります。まくりが決まると配当は高くなりやすく、3連単で50〜200倍程度の配当が期待できます。ただし、まくりは発生率が15%程度と低いため、毎レース狙うのではなく、条件が揃ったレースに絞って勝負することが回収率アップの鍵です。BR-STATのまくり率データを活用して、まくりが出やすい場・条件を把握しておきましょう。
よくある質問
- Q. まくりが最も多いのは何コースですか?
- A. 4コースが最もまくり率が高く、全国平均で約18〜22%です。4コースは「カド」と呼ばれ、十分な助走距離を確保できるためスピードに乗ったまくりが決まりやすいポジションです。
- Q. まくりとまくり差しの違いは何ですか?
- A. まくりは外から全速でターンして内側の全艇を抜く決まり手です。まくり差しは外の艇をまくりつつ内の艇を差す(内側を突く)複合的な決まり手で、3コースから多く発生します。まくり差しの方がより高度な技術が要求されます。