分析

会場特性分析|24場の特徴と傾向

競艇場は全国に24場あり、それぞれ水面・風・潮・コース幅が異なります。会場特性を理解することは予想の基本であり、同じ選手でも場が変われば成績が大きく変わります。

最終更新日:2026年3月14日

なぜ会場特性が重要か

競艇は水の上で行われるスポーツであり、水面のコンディションがレース結果に直結します。同じA1級の選手でも、得意な場と苦手な場では成績が大きく異なることがあります。 その要因は主に3つ。①水面への適性(波や潮に強いか)、②地元選手の有利さ(水面の癖を知り尽くしている)、③モーターの適性(場の水質や気温にモーターが合っているか)。 全国勝率だけでなく、当該場での成績を確認することが予想精度の向上につながります。

水面の種類と特徴

競艇場の水面は大きく4つのタイプに分類できます。 ・海水(潮あり):大村・宮島・鳴門・丸亀・児島・下関・若松・福岡・唐津。潮の干満によるうねりが発生し、満潮時はインが流れやすくなります。 ・淡水(波なし):桐生・多摩川・浜名湖・三国・琵琶湖・住之江。水面が穏やかでスピードが出やすい。硬い水面のため乗りこなしに技術が要ります。 ・汽水(海水と淡水の混合):江戸川・蒲郡・常滑・津。塩分濃度が変化するため、時間帯で水面コンディションが変わります。 ・河川:江戸川は中川の河口に位置し、潮と川の流れの両方の影響を受けます。最も水面が荒れやすい会場です。

荒れる場と堅い場

「荒れる」とは、1番人気や1コースが敗れるレースが多いことを指します。荒れ率は「1コース以外が1着になった割合」で測定できます。 ・荒れる場の代表格:戸田・江戸川・平和島。戸田は全国で最もイン勝率が低い場のひとつで、水面幅の狭さからまくりが頻発します。江戸川は水面の不安定さ、平和島は独特のうねりが荒れの原因です。 ・堅い場の代表格:尼崎・大村・多摩川。尼崎は穏やかな水面でインが安定。大村はコース幅が広くイン有利が顕著。多摩川は淡水で波が少なく、実力通りの結果になりやすい場です。 荒れる場では高配当が期待でき、堅い場では本命で手堅く勝負するのがセオリーです。

ナイターと季節の影響

ナイター開催場は現在、桐生・蒲郡・住之江・丸亀・下関の5場です。ナイターレースでは日中との気温差が大きく、特に夏場の夜間はモーターの出力が上がる傾向があります。 気温が下がると空気密度が高くなり、エンジンの吸気効率が上がるためです。このため、昼間の展示データと夜のレース本番で出足が変わることがあります。 季節の影響も大きく、冬場は全国的に追い風(ホームストレッチ側から吹く風)が増え、イン有利の傾向が強まります。逆に夏場は向かい風が増え、まくりが決まりやすくなる場もあります。 会場ごとの季節別データを確認することで、より精度の高い予想が可能になります。

会場別データの見方

BR-STATの会場ページでは、各場のイン勝率・まくり率・万舟率などの統計データを確認できます。予想に活用する際は、以下の3ステップがおすすめです。 ①ベースデータの確認:その場のイン勝率や決まり手の傾向を把握します。 ②当日のコンディション確認:風向き・風速・潮位(海水場の場合)をチェックし、ベースデータからの乖離を予測します。 ③選手との相性確認:出場選手のその場での過去成績を確認し、会場への適性を判断します。 これらを組み合わせることで、全国成績だけでは見えない「場の力」を予想に反映できます。

よくある質問

Q. 一番荒れる競艇場は?
A. 戸田と江戸川が二大荒れ場として知られています。戸田は水面幅の狭さからまくりが多発し、江戸川は河川の影響で水面が不安定なため、番狂わせが起きやすい会場です。
Q. ナイターは昼と違う?
A. ナイターレースでは気温低下によりモーターの出力が変化します。特に夏場は昼と夜で気温差が大きく、展示タイムと本番でモーターの出足が異なることがあります。

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