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イン逃げとは?競艇で最も多い決まり手

競艇の決まり手の中で最も多いのが「逃げ」、特に1コースからの逃げ(イン逃げ)です。全レースの約半数がイン逃げで決着するという圧倒的な割合を持つこの決まり手について、成功率や条件をデータで詳しく見ていきます。

最終更新日:2026年3月19日

イン逃げとは

イン逃げとは、1コース(インコース)の選手がスタートから第1ターンマークを最初に回り、そのまま先頭を譲らずにゴールする決まり手です。「逃げ」という決まり手の中でも、1コースからの逃げを特に「イン逃げ」と呼びます。全国平均でのイン逃げ率は約52%前後で、全レースの半分以上が1コースの逃げで決着しています。これは競艇の最大の特徴であり、予想の出発点となるデータです。イン逃げは最もシンプルで基本的な展開であるため、初心者がまず覚えるべき決まり手と言えます。1コースの選手が好スタートを切り、第1ターンマークを先マイ(先に回ること)すれば、後続の選手が追い抜くのは非常に難しくなります。これはターン時に発生する引き波が後続艇の走りを妨げるためです。

場別のイン逃げ率

イン逃げ率は競艇場によって大きく異なります。最もイン逃げ率が高い場の一つである大村競艇場では約63%に達し、5レース中3レース以上がイン逃げで決まる計算です。芦屋競艇場や徳山競艇場もイン逃げ率が高い場として知られています。一方、戸田競艇場ではイン逃げ率が約43%と低く、平和島競艇場や江戸川競艇場もイン逃げ率が低い場です。この差はコースレイアウトや水面条件が原因です。水面が広い場はインの選手がゆったりターンできるためイン逃げが決まりやすく、水面が狭い場はターンが窮屈になってインが不利になります。また、潮の影響がある場では潮位によってイン逃げ率が変動することもあります。予想をする際は、その場のイン逃げ率を事前に確認し、1コースの信頼度を判断することが重要です。

イン逃げが決まる条件

イン逃げが決まりやすい条件はいくつかあります。第一に、1コースの選手がA1級などの上位選手であること。実力のある選手はスタート力・ターン技術ともに優れており、イン逃げを確実に決める能力を持っています。第二に、1コースの選手のモーター性能(2連対率)が良好であること。出足が良いモーターはスタート直後の加速で有利に立てます。第三に、追い風の条件です。弱い追い風(1〜2m程度)はインの選手に有利に働き、スタートの助走で加速しやすくなります。逆に強い向かい風はインのスタートが流れやすくなり、イン逃げ率が下がります。第四に、枠なり進入であること。進入変化が起きて深インになると、助走距離が短くなりスタートが難しくなります。これらの条件が複数揃ったレースは、イン逃げの信頼度が非常に高いと判断できます。

イン逃げを軸にした舟券戦略

イン逃げを軸にした舟券戦略は、最も基本的かつ安定した買い方です。3連単で1コースを1着固定にして、2着・3着を他のコースで組み立てるフォーメーションが王道です。イン逃げの場合、2着に来やすいのは2コースと3コースです。2コースはインの内を差す形で2着に粘ることが多く、3コースはまくり差しの形で2着に入ることがあります。統計データでは、1-2の2連単的中率は約18%前後で、1-3が約12%前後となっています。ただし、イン逃げの配当は低くなりがちです。1-2-3や1-2-4など本命寄りの目は3連単で10〜30倍程度のことが多く、トリガミ(的中しても損する)に注意が必要です。買い目を絞ることで購入金額を抑え、的中時の利益を確保する工夫が求められます。BR-STATのイン逃げ率データページで場別の傾向を確認し、イン逃げの信頼度が高い場を選んで勝負するのも有効な戦略です。

よくある質問

Q. イン逃げ率が最も低い競艇場はどこですか?
A. 戸田競艇場がイン逃げ率約43%と全国で最も低い水準にあります。水面が狭く1マークの振り幅が小さいため、インの選手がターンで膨らみやすく、外からの攻撃を受けやすい構造です。平和島や江戸川も低い傾向にあります。
Q. イン逃げが決まった場合の平均配当はいくらですか?
A. イン逃げが決まった場合の3連単平均配当は約2,000〜4,000円程度です。本命決着になることが多いため配当は低めですが、的中率の高さで補えます。ただし2着・3着の組み合わせ次第で万舟になるケースもあります。

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