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差しとは?競艇で差しが決まる条件

「差し」は競艇の決まり手の一つで、ターンマークの内側を突いて前の選手を抜く戦法です。まくりのような派手さはありませんが、安定した技術が求められる確実性の高い決まり手です。本記事では差しの特徴と、差しが決まりやすい条件をデータで解説します。

最終更新日:2026年3月20日

差しとは何か

差しとは、第1ターンマークで前を行く選手のターンが膨らんだ隙に、その内側を突いて追い抜く決まり手です。まくりが外から力で押し切るのに対し、差しは内から技術で抜く戦法と言えます。差しは主に2コースと4コースの選手が多く使う決まり手です。2コースの差しは、1コースの選手がターンで膨らんだ際に内を突くパターンで、全体の約14%前後を占めます。4コースの差しは「差し」として記録されますが、実際にはまくり差しの形になることが多いです。差しは相手のターンの出来に依存するため、自分だけの力では決められない受け身的な決まり手という側面もあります。しかし上手な選手は相手のターンを見極めて的確に内を突くことができます。差しはターン技術と判断力の両方が求められる高度な戦法です。

コース別の差し率

差しの発生率はコースによって異なります。2コースの差し率は全国平均で約63%程度と非常に高く、2コースの主要な決まり手です。2コースが1着になる場合、そのほとんどが差しによるものです。3コースの差し率は約14%程度で、3コースはまくりと差しの両方を使い分けるコースです。4コースの差し率は約22%前後で、まくりと並んで主要な決まり手です。5コースは差し率約12%、6コースは差し率約9%程度となっています。2コースの差し率が圧倒的に高いのは、1コースの真横に位置しているため、1コースのターンが少しでも膨らめば即座に内を突けるポジションにいるからです。場によっても差し率は変わり、水面が狭くターンが窮屈になりやすい場では差しが決まりやすい傾向があります。

差しが決まりやすい条件

差しが決まりやすい条件にはいくつかのパターンがあります。第一に、内側の選手のターンが膨らみやすい条件です。追い風が強い場合(3m以上)、ターンで艇が流されやすくなり、差しのチャンスが広がります。第二に、1コースの選手のターン力が低い場合です。モーターの回り足が悪い選手や、ターン技術が未熟なB級選手がインにいると差しが決まりやすくなります。第三に、2コースの選手のスタートが速い場合です。スタートで1コースと同等以上の位置につければ、ターンマークで並走して差すことが可能になります。第四に、水面が荒れている場合です。波が高いとターンが不安定になりやすく、内側の選手が膨らむ確率が上がります。これらの条件を事前にチェックすることで、差しが決まりそうなレースを見極めることができます。

差しを活かした舟券戦略

差しを軸にした舟券戦略は、2コースの差しを狙う形が最も基本的です。2コースの選手を1着にした3連単は、イン逃げと比べて配当が高くなりやすいため、的中すればリターンが大きくなります。2コースが差しで1着の場合、2着には1コースがそのまま粘るケースが多く、2-1の2連単は比較的的中率が高い買い目です。3着には3コースや4コースが入りやすい傾向があります。また、4コースの差し(まくり差し含む)は高配当の宝庫です。4コースが差しで1着の場合、内側の選手が引き波で後退するため、2着・3着にはアウト寄りの選手が入りやすくなります。差しが決まるかどうかは1コースのターン力に大きく依存するため、1コースの選手のモーター回り足や直近のターン実績を確認することが差し予想の鍵となります。BR-STATの差し率データで場別の傾向を確認し、差しが出やすいレースを狙い撃ちしましょう。

よくある質問

Q. 差しが最も多いのは何コースですか?
A. 2コースが差し率約63%と圧倒的に高く、2コースの勝ちパターンのほとんどが差しです。1コースの真横に位置しているため、1コースのターンが少しでも膨らめば内を突く好ポジションにいることが理由です。
Q. 差しとまくり差しの違いは何ですか?
A. 差しは内側の選手のターンが膨らんだ隙に内を突く決まり手です。まくり差しは外側の選手をまくりながら内側の選手を差すという2つの動作を同時に行う決まり手で、主に3コースや4コースから発生します。

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